ドーモミナサン、ウデガノビルロボットデス。トクギハテキヲヒッパルコトデス。今回はフック系サポートの原点にして基礎であるブリッツクランクの紹介をしていきます。
ブリッツクランク(Blitzcrank)
適正レーン:サポート
火力:1 耐久力:3 CC:4 機動力:2 操作難易度:1 初心者おすすめ度:4
パッシブ マナバリア CD:50秒
体力が35%未満に低下すると(30%MN)を吸収するシールドを10秒間獲得する。
ブリッツクランクの唯一のタンクスキル。参照されるマナが現在マナではなく最大マナであるため、マナアイテムの購入やレベルアップなどでスケールします。上手なブリッツ使いはこのパッシブを利用してタワーダイブをしたり(相手からの)キルラインの調整をします。
Q ロケットグラブ CD:18秒 コスト:100
右腕を発射して(100+100%AP)の魔法ダメージを与え、対象を自分の位置まで引き寄せる。
クールダウン:18/17/16/15 基本ダメージ:100/160/220/280
ブリッツクランクの最大の武器にして全て。その右腕に触れた敵を自分のもとへと引っ張ります。射程も長く、この距離を一瞬で詰められるため戦闘を有利に進められます。フックスキルなので自ら危険地帯に飛び込む必要がなく、安全地帯から仕掛けることができます。外してしまったら哀れなロボットが呆然と立ち尽くすだけになってしまうので、しっかりと狙いましょう。射程が長く、発生・弾速も優秀で壁越しでもフックできますが、エピックモンスター(ドラゴンやバロンなど)以外のユニットもつかんでしまうので注意が必要です。また、最強に育ったファイターやタンクなどを引っ張ってしまうと集団戦が悲惨なことになるのでこれもまた注意が必要です。
W オーバードライブ CD:10秒 コスト:50
2.5秒間、徐々に減少する50%の増加移動速度を獲得する。 このスキルは再発動することが可能で再発動すると1.5秒間徐々に減衰する140%の増加移動救度を獲得する。 効果終了後の1.5秒間自分の移動速度が33%低下する。このスキルを再発動した場合はこのスロウ効果が2秒間99%に増加する。
移動速度1段階目:50%/55%/60%/65% 移動速度2段階目:140%/150%/160%/170%
ブリッツクランクのフックを手助けするスキル。用途はさまざまです。迅速に立ち位置を変えてフックの射線を通したり強引に距離を縮めたり相手のスキルをよけるために使ったりととにかく使い勝手がいいスキルです。しかし、その代償にスキル使用後は一定時間足が遅くなってしまいます。発動する回数で加速や減速具合が変わってくるのでうまく使い分けましょう。
E パワーフィスト CD:8秒 コスト:25
次の通常攻撃が強化されてクリティカルになり、(180%AD)の物理ダメージを与えて対象をノックアップする。
クールダウン:8/7/6/5 クリティカルダメージ:180%/200%/220%/240%
ブリッツクランクの拘束能力を高めてくれるスキル。秒数は書いてありませんが、PC版では1秒間ノックアップと説明されているのでおそらくワイルドリフトも同じ1秒間ノックアップだと思われます。後述するコンボの都合上ほとんど活用されることはありませんがこのスキルにはAAタイマーリセットがあるのでAAの後に高速でEをキャスト&AAでダメージアップが狙えます。
R イナズマフィールド CD:55秒 コスト100
自動効果:「イナズマフィールド」がクールダウン中でなければ通常攻撃が敵にマークを付与し、1秒後に(40+15%AP)の魔法ダメージを与える。
発動効果:周囲の敵に(200+80%AP)の魔法ダメージを与えて0.5秒間のサイレンス効果を付与する。
クールダウン:55/35/15 自動効果ダメージ:40/80/120 発動効果ダメージ:200/325/450
捕まえた敵のフラッシュアウトすらも許さないブリッツの堅い意志が垣間見えるスキル。フックした後に発動してもよし、Wで強引に近づいてからR→Qでもよしと使い勝手がいいです。CDも短く、雑に使っても問題ありません。にもかかわらず結構ダメージが出るため、柔らかいチャンピオンを使う場合は注意しましょう。
フラッシュ→Q
フックの発生の優秀さを活用したコンボ。基本的にブリッツを前にすると当たり前のことですが、相手は距離を取ったりミニオンの後ろに隠れたりと警戒します。そこで強引に距離を縮めたり射線を通したりしてフックを当てます。
Q→E→R
ブリッツの基本的なフックコンボ。これが決まった時は瀕死もしくはキルまで一方的に持っていく理不尽さを持ち合わせています。
Q→R→E
一部のブリンクスキル持ちのチャンピオンやフラッシュはQとEのモーションの間の一瞬の隙をついて距離を取ることができます(めちゃくちゃ難しい)。そういった場合はこのコンボが刺さります。このコンボとQERコンボは無意識でできるようになりましょう。
W1(場合によってW2)→E→Q
フックに命中不安があるなら強引に当たる状態と作ればいいじゃない。ノックアップした後にあわててブリンクスキルを使った後に腕を伸ばしましょう。Eの前にRを発動してノックアップする前に離れようとする敵の目論見を潰すのもいいでしょう。
キーストーン:アフターショックorグレイシャルオーグメント メインルーン:不滅 上段:巨人の勇気 中段:対面にあわせて選択 下段:忍耐or超成長 サブルーン:天啓 へクスフラッシュネイターや至高など
ビルドパス 初手:レリックシールド 1コア目:冬の訪れ ※女神の涙購入後スタックがたまるまで他のアイテムにラッシュするのもあり (マナがそこまで枯渇しない場合はスキップしても構いません) 2コア目以降は臨機応変に エンチャントはプロトベルトorガーゴイルが主流ですが、何かエンチャントの効果で補填したいものがあればそちらを優先しても大丈夫です。
相性のいいアイテム:ワーモグアーマー ソーンメイル デッドマンプレート アビサルマスク ジークコンバージェンス プロテクターボウ 自然の力など
スキルオーダー、スキル上げは両方ともQ→E→Wです。
ADCを引っ張りましょう。サポートがメイジ系やエンチャンター系の場合はサポートを引っ張ってもOKです。とにかく引っ張って大ダメージを与えてレーンに立てないようにしましょう。逆に引っ張れないと味方に迷惑をかけてしまいます。
引っ張るのが難しい場合はWを使ってゾーニングしましょう。フックを携えたブリッツが急に近づいてきたら相手はびっくりします。
相手のジャングルのスタート位置がわかっていて自分のレーンに近い場合は妨害目的でインベードをしてもいいでしょう。中立モンスターを範囲外に引っ張ることでリセットをかけることができます。
可能ならフックを成功させるために相手のワードを破壊しておきたいです。
対面があまりにタワー内にひきこもって引っ張りようのないときはロームをするのもありでしょう。(ただしロームは計画的に)
相手のダメージディーラーを引っ張りましょう。ブリッツのフックは開戦の合図になることが多いです。逆に仕掛けられる戦闘は苦手なのでとにかく先手を取り続けましょう。ただし育ったファイターやタンクを引っ張るのはNG。集団戦が崩壊してしまいます。
(1回目のフックが成功したとして)陣形が崩れた後の2回目のフックは①スキルがない②情報処理の余裕がないなどの理由から決まりやすいです。積極的にねらっていきたいですね。
強い所
・フック特化のスキルセットの威圧感
ブリッツのフックにひっかかる=デスは全ワイルドリフトプレイヤーの共通認識と言っていいでしょう。そのため敵はブリッツを目の前にするとあからさまに警戒します。
・高回転のノックアップが優秀
仕掛けたとき、仕掛けられたとき取りあえずで足止めできるという点はブリッツの長所です。1秒程度確定で打ちあがる(ノックアップは軽減できない)ためCCチェインの起点にもなりやすく、Wのダッシュと合わせてプレッシャーをかけられる点は相手からすると非常に厄介です。
・地味に痛いしなんだかんだで固い
レベル5段階のオールイン(QとEとR)で360+強化AA分(多分100くらい)をたたき出すわけですからADCからするとたまったものではありません。そのうえパッシブのバリアや防具などでそれなりにダメージを受けられるのも地味ながら強い点です。
弱い所
・フックを外してしまったらそのあとはほとんど何もできない
フック特化のスキル構成なだけあって他のフック系サポートと比べてユーティリティー面で劣っています。そのためレーン戦で外してしまったときにはただの案山子に、集団戦で外してしまったら相手がなだれ込む決定的な原因(フックでキャリーが引っ張られる心配がないため)になります。フックは毎回丁寧にかつ鋭い一撃を意識しましょう。
・タンク性能がいまいち
防具を買うチャンピオンとはいえ、タンクスキルがパッシブしかありません。そのため他のタンクチャンピオンと比べて柔らかく落ちやすいです。あくまでフックした後の最低限の耐久力を備えているといった感じです。
・負けているときの打開が本当に難しい
ブリッツにタンクする能力がないのに加え、タンクやファイターが育っていることが多く、相手のダメージディーラーを引っ張ろうにも代わりに受けられてしまいやすく八方塞がりになってしまう可能性が高いです。ただしノーチャンスというわけでもなく、引っ張るべき敵をフックすることができれば逆転の一手となります。
・ミニオンの後ろに隠れる
一番の対策ですね。だからこそフック系サポート使いは手を変え品を変えあなたを引っ張ろうとします。特に自陣のミニオンが倒される瞬間は要注意です。
・ブリッツの位置を把握し続ける
よほど神がかった反射神経の持ち主でない限り視界外からのフックには対応できないものです。逆に視界にブリッツが映っていなかったとしても、どこにいるかが何となくでもわかっていれば結構対応できたりします。ワードやピンを活用してブリッツの居場所を特定し続けましょう。
・自分達から有利な集団戦を仕掛ける
ブリッツは自分から仕掛けてなんぼです。逆に仕掛けられるのはちょっと辛いです。視界をあらかじめ確保して少しでも陣形が崩れた瞬間に仕掛けましょう。
有利なチャンピオン
・エンチャンター系チャンピオン全般
射程差を生かして有利を築くチャンピオンが多く、代わりにフィジカルはADCとさほど変わらないため、急に危険地帯に引っ張られるとなすすべなくやられてしまいます。ただしフックを外してしまうと一方的にハラスされてしまいます。
・メイジ系チャンピオン全般
エンチャンター系と同じで有利ですが彼らと違ってメイジ系は火力が高いため、引っ張ったあとのダメージレースで負けてしまう可能性があります。その点には注意しましょう。
・スレッシュ
スレッシュもブリッツ同様フック系チャンピオンですが、序盤は非常にもろくブリッツ始動のオールインに耐えられません。ただし序盤で有利を築くことができないと集団戦で苦戦することになるでしょう。
不利なチャンピオン
・モルガナ
メイジ系サポートで唯一ブリッツのカウンターになるチャンピオンです。フックに特化したスキルすべてをたった1つのシールドだけで無効化します。モルガナ側が上手ければブリッツは文字通り手も足も出ません。
・タンク系チャンピオン全般
相手のADCを引っ張ったとしても対処できる(味方のADCに対してCCを仕掛けてくる)ため火力が期待できないうえに、タンクを引っ張ろうものなら逆にそれを利用してエンゲージしてきます。素の堅さもブリッツより上回っていることが多いため、よほど一方的にダメージを出せる状況ではない限り有利トレードに持ち込むのは難しいです。自陣のタワー内に引きずり込むなど一工夫する必要があります。
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