シヴァーナのスキルとコンボ解説

はじめに

初心者ジャングラーにとってレーンに介入することはとても難しいと感じるかもしれません。でも安心してください。ドラゴンに変身できる彼女ならわかりやすく介入するタイミングを教えてくれます。仲間に仇なす敵には容赦なく牙をむくシヴァーナのブレスで蹂躙していきましょう。今回はシヴァーナの解説をしていきます。

概要

シヴァーナ:(Shyvana)

適性レーン:ジャングル

火力:4 耐久力:4 CC:2 機動力:3 操作難易度:2 初心者おすすめ度:4

スキル解説

パッシブ 龍血の憤怒

大型モンスターを倒すと龍血の力を8スタック獲得する。
チャンピオンからキルまたはアシストを奪うか、リフトヘラルドかバロンナッシャーを倒すと、龍血の力を12スタック獲得する。
ドラゴンを倒すと龍血の力を35獲得する。
龍血の力100スタックごとにシヴァーナのいずれかのスキルが強化される。

シヴァーナの基本が全て書かれています。ファームをすればするほど強くなります。逆にスタックがたまっていない序盤はめちゃくちゃ弱いです。ドラゴンを倒したときにたまるスタックの量が多いので、ドラゴンを優先することを意識しましょう。

Q ツインバイト CD:8.5

次の通常攻撃が強化されて2回攻撃になり、それぞれ100%ADと20%ADの物理ダメージを与える.                    通常攻撃を行う毎に「ツインバイト」のクールダウンは0.5秒間短縮される。            ドラゴンフォーム:広い範囲を攻撃してすべての対象に通常攻撃時効果を付与する。                                  龍血の力を100スタック獲得すると「マウンテンの重み」を獲得し、ドラゴンフォーム中は「ツインバイト」が敵に50%のスロウ効果を与える。  

クールダウン:8.5/7.5/6.5/5.5                               攻撃力:20%/40%/60%/80%      

QはAAのタイマーリセットをすることができる

シヴァーナの便利スキル。殴るだけでクールダウンを短縮するのに加えAAキャンセルができるのでAAQで計3回分のAAを叩き込めます。戦うときやファームするときは無意識のうちにAAQが出るように練習しましょう。

W バーンアウト CD:15

周囲の敵に毎秒(35+30%増加AD)の魔法ダメージを与えて自分の移動速度を30%増加させる。移動速度は3秒かけて元に戻る。通常攻撃を行うと「バーンアウト」の効果時間が最大4秒増加する。                   ドラゴンフォーム:炎が拡大して広範囲にダメージを与える。
龍血の力を200スタック獲得すると「クラウドの翼」を獲得し、ドラゴンフォーム中は「バーンアウト」がシヴァーナの移動速度を追加で25%増加させる。

クールダウン:15/14/13/12                             基本ダメージ:35/50/65/80                            増加移動速度:30%/35%/40%/45%

ダメージと加速を兼ね合わせたスキル。基本的には相手を追いかけまわす時に使います。200スタックのスロウが強力で、一度組み付かれると距離を取るのが困難になります。シヴァーナ自身の加速も相まって2人程度なら簡単に相手できるようになります。

E フレイムブレス CD:11

火球を放ち、命中した敵に(60+30%AD+40%AP)の魔法ダメージを与えて5秒間炎上させる。
燃やした敵に通常攻撃を行うと対象の最大体力の3%にあたる追加魔法ダメージを与える。                               ドラゴンフォーム:火球が着弾時に爆発して一定範囲内に(105+5×チャンピオンレベル+50%AD+70%AP)の魔法ダメージを与え、4秒間その場に炎が残る。この炎は範囲内の敵に(30+4×チャンピオンレベル+10%AD+20%AP)の魔法ダメージを与えてその敵を燃やす。                       龍血の力を300スタック獲得すると「インファーナルの息吹」を獲得し、ドラゴンフォーム中は炎上した敵に与えるダメージが確定ダメージになる。                 

クールダウン:11/10/9/8                                  基本ダメージ:60/110/160/210                                    ドラゴンフォーム時:105/155/210/265

シヴァーナのバーストを支えるスキル。通常時とドラゴンフォームとで厄介さが変わります。マークを付けた敵にAAをすると体力割合のダメージを与えることができるのでE+AAはセットでと覚えておきましょう。ドラゴンフォーム時(特に300スタック)はAAをしなくても火球だけでもダメージが出るのでできる限り避けたいのですが、弾速もまあまあ速いのでよけるのも難しくなります。

R 龍族の血統 CD:1秒

自動効果:フューリーを毎秒1、通常攻撃ごとに2獲得する。100フューリーになると「龍族の血統」が発動可能になり、全フューリーを消費するまでドラゴンフォーム続く。                                      発動効果:ドラゴンに変身し、体力が230増加して指定地点へ飛びかかる。移動時に触れた敵に(150+80%AP)の魔法ダメージを与えて着地地点にノックバックする。                                龍血の力を400スタック獲得すると「オーシャンの生命」を獲得し、ドラゴンフォーム中はオムニヴァンプが15%増加する。

フューリー自動回復:1/1.5/2                                 基本ダメージ:150/250/350        

シヴァーナの存在理由でありアイデンティティであり超重要なエンゲージスキルです。ドラゴンフォームに変身し、通常スキルを強化します。気を付けておきたいのは通常時のスキルとドラゴンフォーム時のスキルは同じスキル扱いなので、クールダウンがリフレッシュされません。そのため、スキルを吐ききった後にRを使うと何もやることがない悲しき龍が爆誕するので、Rから入るようにしましょう。

コンボ

AAQ

AAQでクラーケンスレイヤーが発動する

基本的なAAキャンセルコンボです。無意識のうちにできるようにしましょう。

E→AA E→AAQ

Eフラッシュもできる

Eを付けた敵にAAをすると追加でダメージを与えることができます。セットでAAキャンセルQもできるようにしておきたいです。

R→ガチャガチャ

E→AAははさんだ方がいいと思いますが上がったスキルを押していくだけでいいです。大切なのは誰を狙うか・どれだけAAすることができるかです。

ルーンとビルドとスキルオーダー

キーストーン:クラーケンスレイヤー                   メインルーン:栄華                                      上段:凱旋                                                  中段:ジャイアントスレイヤー                                                 下段:レジェンド:強靭                                         サブルーン:不滅                                           超成長

ビルドパス

1コア目:トリニティフォース                                              2コア目:自由 パッチ5.0A段階での人気ビルドは心の鋼→アマランスツインガード→タイタンハイドラ→ステラックの篭手

相性のいいアイテム:ガーディアンエンジェル、ルインドキングブレード、デスダンス、ウィッツエンド、ランデュインオーメン、ソーンメイル、デッドマンプレート、背水のマント、人気ビルドに採用されているアイテム

スキルオーダーとスキル上げは両方ともE→W→Qです。クールダウンが長くて使い心地が悪いなと思うならQのレベルを少し上げておくといいと思います。

レーン戦での立ち回り

 シヴァーナはとにかくファームをしないと始まりません。まずはレベル5になることを最優先にしましょう。

 レベル5になってRを覚えたらガンクや集団戦を考えます。シヴァーナの最初のパワースパイクです。このタイミングで何かしら戦果を挙げることが重要です。ここでうまくいかない程度ならまだセーフですが、こっぴどくやられてしまうと挽回するのが難しくなってしまいます。ほんの少しでもいいので確実に何かしらの利益を得るよう心がけましょう。

 できる限りドラゴンを獲得しましょうドラゴン1体で4キャンプ分のスタックがあります。当然相手もそれはわかっているので咎めに来るかもしれません。理想は集団戦に勝ってさらにドラゴンも獲得することですが、戦っても勝てなさそうだなと思う場合は、無理せずヘラルドを狩ってトレードの形にするようにしましょう。

 

集団戦での立ち回り

 絶対にドラゴンフォームがある時に戦うようにしましょう。自分が強いときに戦い、そうでないときは戦闘を避けるようにしましょう。敵にシヴァーナがいる場合はその逆をするようにしましょう。当たりたいタイミングのためにドラゴンフォームを温存するのもシヴァーナを運用するのに必須のスキルです。

 自分がエンゲ―ジャーなのかセカンドエンゲージ兼フロント役なのか確認しましょう。シヴァーナはエンゲージはできますが、どちらかというとフォーカスを集めないところで暴れるほうがより強さを発揮できます。自分がチームに求められている役割は何かをあらかじめ理解し意識しながら立ち回るようにしましょう。

 シヴァーナはフロント役にもなれますが、フルフォーカスを耐えられるほど固くはありません。柔らかい敵から落としていき、相手の駒の数を減らすようにしましょう。結局戦闘の本質は数なのです。

シヴァーナの強い所・弱い所

強い所

ドラゴンフォーム時がとにかく強力

ドラゴン状態のパワーはすさまじく、育っていれば1対3もできなくもないくらい戦闘能力が跳ね上がります。この圧倒的パワーのためにシヴァーナはピックされますし、シヴァーナを活かすためにシヴァーナを中心としたゲームが展開されるようになります。

フロントを張ることができるうえにキャリーとしてダメージを出せる

シヴァーナのビルドはファイターよりのアイテムを多く採用します。そのため、ある程度硬いのに加え、キャリーとしてのダメージを出すことができます。ジャングラーは火力によるか硬さ(ユーティリティ)によることが多いため、シヴァーナは攻防バランスがとれたチャンピオンであると言えます。

ある程度のスケールが約束されている

ジャングルモンスターを狩っているだけでスタックがたまっていきますので、時間がたてばたつほど強くなっていきます。そのため序盤に無理をしなくていいです。また、味方が少しミスをしたところで捲ることができるパワーがシヴァーナにはありますので、焦る必要がない、精神的余裕を持つことができることは他のチャンピオンにはない強さと言えるでしょう。

弱い所

通常状態が弱すぎる

えー弱すぎます。まじで弱すぎます。多分どのジャングラーにも勝てないと思います。シヴァーナの強さはドラゴンフォームありきなので通常時は戦わないようにしましょう。逆に敵に来た場合は通常時に仕掛けるようにしましょう。

Rのブリンクはあるものの基本的にはベタ足

加速&スロウがあるので追い足性能はあるものの、長距離ブリンクやあっちに行ったりこっちに行ったりといったタイプの機動力を持つ相手は苦手です。しかもRは一番最初に使うスキルなので、壁越えブリンク+フラッシュみたいな逃げ方をされると追えないことがしばしば起こります。

スケールチャンピオンでもあるため序盤のパワーがない

スケール性能が優れている分、序盤のシヴァーナは本当に弱いです。スカトルタイミングで序盤強いタイプのジャングラーに遭遇したら撤退を考えないといけないくらい弱いです。当然シヴァーナが弱い時間帯は相手に好き勝手されますので、味方には負担がかかってしまいます。

シヴァーナの対策

序盤のうちにシヴァーナを叩き早いうちにゲームを終わらせる

初心者帯では難しいことですが一般的にスケールチャンピオンはアーリ―チャンピオンで潰すのがセオリーです。シヴァーナの場合はジャングラーがその役目になります。リーシンやヴァイ、シンジャオのようなレベル3段階で強いジャングラーをピックして1対1でボコボコにしてゲームを進めるのが手っ取り早いです。ただし初心者帯ではゲームが伸びやすいので、シヴァーナにあわせてスケールするマスターイーやトリンダメアのようなレイトスケールチャンピオンで対抗するのがいいでしょう。

できる限りドラゴンを取られないようにする

レイトスケールチャンピオンの課題は「いかに弱い時間をやり過ごすか」・「いかにスケールを加速させるか」の2点になります。シヴァーナにとってのドラゴンは後者にあたります。いずれはスケールしてしまうものですが、8分台に最強の状態が完成しましたーなんて言われたらゲームが崩壊してしまいます。できるだけスケールを遅らせるためにもできる限りドラゴンを確保しておきたいです。

シヴァーナが正面から入るような陣形を作って、きれいにいなす

チーム単位の対策で少し難しい話になるのでここはスキップしても大丈夫です。基本的にドラゴンフォーム状態を避けたいですが、避けられない場面はよく起こります。そういった時にうまくシヴァーナを抑え込みたいですが、ここで大切になるのが構成と陣形です。大前提としてシヴァーナは側面から入って後衛を倒すことを考えて行動します。当然柔らかい後衛陣は倒されてしまうのでそうはならないようにしたいわけです。ここで大事なのがシヴァーナをおさえるフロント役とバックラインに入られる角度をなくす陣形を整えることの2点です。これらをおさえるとシヴァーナの影響力を大幅に削ることができます。まあ個人ではどうしようもないことですね。ただこれらを意識した立ち位置やピックができるといいですね。

シヴァーナが有利な・不利なチャンピオン

有利なチャンピオン

ダイアナ

アサシンファイターであるダイアナは殴り合いが強い相手を苦手としています。またダイアナはレベル3の段階からガンクはできますが、結構人生を賭けたガンクになるので躊躇してしまうのもシヴァーナに有利に働きます。ただし一度スノーボールしだすととてつもないスピードでゲームを進めてくるので警戒しましょう。

フィドルスティックス

シヴァーナと同じ戦いたいタイミングが決まっていてRが強力なチャンピオンですが、ウルトを覚えるまで何もできずしかもシヴァーナとの1対1に勝てないため完全なシヴァーナ有利のマッチアップになります。

へカリム

へカリムの始動がシヴァーナと同じレベル5からなのに加え殴り合い性能で負けている点でシヴァーナが有利です。へカリム本人はシヴァーナを避けて戦うことはできますが、そんなことをしている間にチームがドラゴンに蹂躙されてしまいます。

カ=ジックス

カジックスが強くなり始めるタイミングとシヴァーナが強くなり始めるタイミングがちょうどレベル7~9くらいからなのと、カジックスがある程度育ってもシヴァーナなら耐えきれるのがカジックス視点かなりきついです。ただしシヴァーナのビルドがそろう前にカジックスが育ち切ると、そのまま押し切られてしまうため注意が必要です。

不利なチャンピオン

リーシン

ガン不利です。うまいリーシン使いに対面すると自陣ジャングルを荒らされコテンパンにされます。仮に戦闘の土俵に立てたとしても、ドラゴンフォームをキック1発でディスエンゲージされてしまいます。まあ初心者帯でリーシンを使いこなせる人はいないのでそこまで気にしなくてもいいです。

ヴァイ

リーシンほど序盤の殴り合いは強くないもののシヴァーナをいじめることができる程度に殴り合いが強く、しかもレベル3段階でガンクができます。シヴァーナ自身が強くなっても他のメンバーが腐らされるとシヴァーナ1人だけではどうしようもなくなってしまいます。ただ、同じ育ち方なら1.5コアあたりからタイマンで勝てるようになってくるので、自分がヴァイを失速させるつもりでいましょう。

シンジャオ

ヴァイ同様レベル3段階での選択肢の多さと集団戦でのディスエンゲージ性能がシヴァーナをカウンターします。もちろんゲーム中盤からタイマンで勝てるようになってくるので逆襲してやりましょう。

グウェン

2コアになった瞬間シヴァーナが負けます。それまでに差を付けたいですが、シヴァーナだとできません。ドラゴンフォームのEを霧で無効化されるのも地味にきつい所です。

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