狙った獲物は逃がさない。ピルトーヴァ―の保安官ケイトリンは優れた洞察力を駆使して犯人を追い詰めます。敵のわずかな隙を逃さないプレイスタイルはまさに彼女らしいと言っていいでしょう。今回はケイトリンの解説をしていきます。
ケイトリン(Caitlyn)
適性レーン:デュオ
火力:4 耐久力:1 CC:2.5 機動力:2 操作難易度:2 初心者おすすめ度:5
パッシブ ヘッドショット
通常攻撃が6回ごとに「ヘッドショット」になり、50%AD+125%cltの追加物理ダメージを与える。トラップまたはネットにかかった敵に対しては射程が2倍になった「ヘッドショット」が発動する。
茂みの中から通常攻撃を行うと「ヘッドショット」が2倍早く発動する。
ケイトリンの基本が詰まっています。特定の条件を満たすたびにAAが強化され、大ダメージを与えることができます。この強化されたダメージはタワーにも適用されるため、ケイトリンはタワーシージが得意なチャンピオンだと言われています。
Q ピースメーカー CD:9秒 コスト:50
貫通する弾丸を発射して(60+125%AD)の物理ダメージを与える。敵に当たると弾が拡大するが、2体目以降の対象に与えるダメージは40%減少する。
トラップまたはネットにかかった敵には100%のダメージを与える。
クールダウン:9/8/7/6 コスト:50/60/70/80 基本ダメージ:60/110160/210 攻撃力:125%/140%/155%/170%
ケイトリンのミニオン処理スキル。このスキルで重要なのは直接あてたときの火力が高いことと、最初の敵にあたった後は火力が落ちる代わりに範囲が大きくなることです。基本はミニオン処理をしながら相手にあててハラスをするときに使います。意外とマナが重めなのでできる限り外さないようにしたいです。
W ヨードルトラップ CD:0.5秒 コスト:20
指定地点に敵チャンピオンが踏むと発動するトラップを仕掛ける。トラップはかかったチャンピオンに1.5秒間スネア効果を付与し、短時間対象を可視化する。 トラップは30秒間持続し、最大で2個まで設置できる。
トラップ:2/3/4/5 チャージ時間:27/22/17/12
シンプルな能力ながらセンスを問われるスキルです。まあ直接スネアさせるのは無理です。相手の行動範囲を制限したり、行ってほしくない場所に牽制をしたりする形で設置します。味方のCCにあわせて設置するとチェインすることができるので、ピックが確定した段階で味方のCCを確認するようにしましょう。
E L-90カリバーネット CD:16秒 コスト:75
ネットを飛ばして自分は後方にノックバックする。ネットは(70+80%AP)の魔法ダメージを与えて、移動速度を1.5秒間50%低下させる。
クールダウン:16/14/12/10 基本ダメージ:70/120/170/220
攻防一体のスキルです。ここぞといったタイミングで使います。唯一の自衛スキルなので基本的には温存しておきたいです。
R ブルズアイ CD:65秒 コスト:100
敵チャンピオンに狙いを定め、1.5秒間可視化し、その後狙撃して(200+200%増加AD+対象の減少体力の20%)の物理ダメージを与える。他の敵チャンピオンは間に入って弾をブロックすることができる。
クールダウン:65/55/45 基本ダメージ:200/375/550 範囲1750/2250/2750
ローヘルスの敵にとどめを刺したり、ハラス目的で使ったりと何かと使いどころが多いスキル。ボディブロックができるのでローヘルスの味方が狙われた時は射線上に割って入り、助けてあげましょう。
CCにあわせてW
CCチェインコンボ。足が止まる敵がいたらすぐにうてるようにしましょう。足さえ止まってしまえば必ず引っかかるので、例えばステイシスエンチャントをうっている敵の足元に設置しておけば無防備な状態にすることもできます。
E→Q
Eのスロウを活かしてQを直当てするコンボです。主に差し込んできた敵に対してカウンターするときに使われます。先にAAをはさんでしまうとスロウが切れてしまうのも相まって高確率でQをよけられてしまいます。
フラッシュ→E→AA
キルラインが見えたときに使います。距離があるとよけられてしまうため強引にあてに行きます。自衛スキルを2つも使うのでこのコンボを使うときは必ずキルにつなげるようにしましょう。
フラッシュ→E→Q→AA
1つ前のコンボの派生形です。Qの前にAAをはさまないよう注意しましょう。
キーストーン:クラーケンスレイヤーorリーサルテンポor征服者 メインルーン:栄華 上段:ブルータル 中段:ジャイアントスレイヤー 下段:レジェンド血脈orレジェンド迅速 サブルーン:天啓or不滅 天啓の場合はマナフローバンドや甘党など 不滅の場合は息継ぎやボーンアーマーなどゲーム全体を見渡して必要なルーンを選ぶ サモナースペルをゴーストにする場合はニンバスクロークを採用しますが、初心者帯はゴーストを使ってきれいなカイトをするのはできませんのでイグゾースト&別のサブルーンを選択することを強く推奨します。
ビルドパス 1コア目:ブラッドサースターorストームレイザー 2コア目:マグネティックブラスター 3コア目以降:クリティカルアイテムを優先しつつ敵にあわせて選択する ※筆者はあまり好きではないのでおすすめはしませんが、コレクターを採用する場合もあります。
相性のいいアイテム:ガーディアンエンジェル、インフィニティエッジ、モータルリマインダー、イモータルシールドボウなど
スキルオーダーはQ→WorE→とっていない方、スキル上げはQ→W→Eです。
他のADCよりも長い射程を活かしてAAハラスを心がけましょう。特にヘッドショットはミニオンに打つにはもったいない火力なので、できる限り相手チャンピオンに使うようにしたいです。
Wは相手のジャングラーの性質や対面のサポートの特徴を踏まえて使い方を変えるようにしましょう。
ケイトリンをピックする目的は長射程をいかした序盤の強さでレーンに勝つことです。ケイトリンの場合はキルを取るのは少し難しいので、タワープレートを獲得して対面と1000ゴールドくらい差をつけることがレーンにおいて勝つことになります。射程が長いから安全にファームできるという考え方は、初心者の間は問題ないですが、レートが上がるにつれて次第に通用しなくなるので、ハラスの感覚を覚えるためにも早い段階から練習するようにしましょう。
Wのトラップを使って狭い通路を封鎖しましょう。足が止まったところをハラスるのもよし、トラップに引っかかった敵をバーストするのもよし、とにかくケイトリンのエリアを確保することが重要です。
足が止まってしまうので安全であることが確約されているとき以外はQとRは使わない方がいいです。ステップとEで立ち位置を調整しつつAAでダメージを稼ぎましょう。
ケイトリンは機動力に乏しいためバックラインの敵をフォーカスするのは難しいです。殴れる敵を殴り続けて火力を供給することを意識しましょう。
強い所
・圧倒的射程の長さ
ADCにとって射程はレーン戦における強さや相性の指標になります。射程差だけで相手を封殺できるくらいには戦闘において射程は重要な要素で、安定した火力を遠距離から出し続けられるのは本当に強力です。サミーラやヴェインで上手なケイトリンと対面してみてください。射程が正義であることを思い知らされることとなります。
・Wのゾーニング性能
Wの行動制限能力が優秀でケイトリンが強い間合いをキープするのに役立ちます。弱すぎる所に置かない限り一定の効力を発揮するのが強力です。効果的に刺さる置き方をすれば通常スキルとは思えない影響力を出すことができます。
・パッシブのヘッドショットが超優秀
パッシブスタックがたまっているだけでダメージが伸びるのは本当い便利で、しかも発動するための条件はAAをするだけ。スケールもよくそのうえ増加するダメージはタワーにも適用されます(ダメージが増加するものにクリティカルがあるがタワーにはクリティカルが発生しない)。文字通り序盤中盤終盤隙が無いスキルです。
弱い所
・ASはルーンや装備に依存している
ケイトリンのスキルセットにASを上昇させるものはありません。そのためルーンや装備で補填しないといけません。装備はお金がないと整えることができないので、うまく序盤でお金を稼がないとゲーム展開に遅れていってしまいます。
・懐に潜り込まれるときつい
射程が長く相手の間合いの外から殴ることができるうえに、相手に入らせないスキルがそろっているためケイトリンの間合いでの戦闘は強力です。しかし、入り込まれた敵に対しては対処するスキルは少なく、インファイトも苦手なので瞬く間に倒されてしまいます。
・中盤が弱い
弱点の都合上ケイトリンは1コア半までと4コア以降が強く2コア半から3コア半にかけて弱いです。この弱い時間帯は他の殴り合いが強いADCが強い時間帯と被ります。あらかじめ有利を築いておかないとキャラクタースペックの差で押し切られて逆転されてしまいます。
・ハラスされるのは仕方ないが食らいすぎないようにする
ケイトリンの射程は本当に長いのでハラスされるのは仕方ないです。割り切りましょう。ただし削られすぎるのは厳禁です。無意味に削られすぎると、とれるはずだったCSを落としてしまったり、戦いたいタイミングで仕掛けにすらいけなくなってしまったりします。フリートフットワークや息継ぎなどのサステインルーンを選択していればある程度持ち直すことができるので、被弾していい場面なのかそうでないのかを考えながらプレイしましょう。
・ガンクを呼ぶ
デュオレーナ―4名の実力が同じであった場合、レーン戦でケイトリンに勝つことは難しいです。しかし、ケイトリンの性質上プッシュしてハラス&タワーシージをしたいのでガンクやロームなどで介入する余地があります。チーム全体でつぶしに行けると後々楽になるので意識したいです。
・ケイトリンに陣形を整えられる前に仕掛ける
集団戦ではケイトリンのハラスに耐えられなくなって仕方なく彼女のテリトリーに突っ込んでいく形が一番まずいです。あらかじめ待ち構えるか、ケイトリンに強い陣形を整えられる前に速攻で仕掛けるかのどちらかで攻略しましょう。
ケイトリンは基本他のすべての対面に勝てますし相手のレンジに入られると負けます。その中でも特に有利を取ることができるチャンピオンとケイトリンの猛攻に対処できるチャンピオンを紹介します。
ケイトリンガン有利
・サミーラ
サミーラが戦えるようになるためにはレベル3になる必要がありますが、そうなる前によってHP半分にさせられます。ブリンクインをしてもきれいには入れなければEで離脱されてしまいます。
・ヴェイン
ミニオンに触る手段がAAしかないのに加え射程が短いので、常にCSとヘルスの2択を迫られます。そのうえ1コアが出たとしても状況が劇的に改善されるわけでもないので本当にきついです。
・ルシアン
ヴェインと同じく短射程なのに加えブリンクインもEで距離を取られてしまいます。ただしうまいルシアンはそれでもうまくトレードしてくるので要注意です。
ケイトリンに対抗できるチャンピオン
・ジン
フリートフットワークを採用できるのに加えAAをしなくても全部のスキルでミニオンを処理できるのでケイトリンの強い時間帯を耐えることができます。
・ヴァルス
脅威ヴァルスを採用します。スキルでミニオン処理をできるうえに序盤の火力が高いのでケイトリンと闘う選択肢を取れます。
・ミス・フォーチュン
圧倒的ミニオンプッシュ性能とミニオン越しのQハラスが非常に強力。戦い方さえ間違えなければ集団戦での影響力もケイトリンに負けません。ただし殴り合い自体は苦手なのでケイトリン側はロングトレード、MF側はショートトレードを意識しましょう。
・ラックス
王道のコンビですね。ケイトと言えばラックス、ラックスと言えばケイトと言われるくらい相性抜群です。ケイトリンのWからでもラックスのQからでもCCチェイン&バーストができる点が非常に強力。1回でもミスったらアウトなのでひりつくレーン戦を強要できます。
・カルマ
ハラスをしたいという思惑がケイトリンと一致しています。マントラQが高火力でじりじりと相手を攻めます。ラックスとは異なりEのシールド&加速やRのエンゲージ性能がケイトリンを支えます。
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