今回はベイガ―の紹介をしていきます。スキル一つ一つがわかりやすく強いことや、ゲーム時間が伸びやすい初心者帯の中で圧倒的な火力をもたらす事ができるところなど、様々な点で初心者におすすめのチャンピオンです。早く説明にうつれだって?話が長いというのか!
ベイガー(Veigar)
適性レーン:ミッド
火力:1~5 耐久力:1 CC:3.5 機動力:1 操作難易度:1 初心者おすすめ度:5
パッシブ 偉大なる悪の力
スキルで敵チャンピオンを攻撃すると「偉大なる悪の力」を1スタック獲得する。
スキルでミニオン又はモンスターをキルすると「偉大なる悪の力」を1スタック獲得する。
チャンピオンからキル又はアシストを奪うと「偉大なる悪の力」を5スタック獲得する。
「偉大なる悪の力」1スタックごとに魔力を1獲得する
ベイガ―の火力を支えるパッシブ。アイテムやレベルなどのスケールは上限が決まっているのに対し、このパッシブには上限がありません。ゲーム後半になるとこのスタックも相まってとんでもない火力をたたき出すことができます。その代わり序盤が弱く設定されています。偉大なる力には下準備が必要ということですね。
Q イーヴィルストライク CD:5.5秒 コスト:35
指定方向に闇のエネルギーを発射し、最初に命中した敵2体に(65+50%AP)の魔法ダメージを与える。
クールダウン:5.5/5/4.5/4 コスト:35/40/45/50 基本ダメージ:65/125/185/245 魔力反映率:50%/55%/60%/65%
ベイガ―のメインスキル。このスキルを使ってスタックを貯めます。基本ダメージの上り幅が優秀なのに加えAP反映率も上がっていくため、基本的にはこのスキルからレベルを上げていきます。
W ダークマター CD:8秒 コスト:75
ダークマターを落下させて(100+90%AP)の魔法ダメージを与える。
「偉大なる悪の力」のスタックが50たまる毎に、このスキルのクールダウンが10%短縮される。
コスト:75/80/85/90 基本ダメージ:100/160/220/280
発生が遅く避けられやすいものの大ダメージを出すことができるスキル。マナコストが重く、無駄うちは避けたいのでミニオンクリアに使うかCCにあわせて当てるのがいいでしょう。クールダウンは現在CDの10%を短縮します。スタックを貯めるごとに100%から10%短縮、90%から10%短縮、81%から10%短縮と泣ていきます。要はCD0秒にはならないということですね。
E イベントホライズン CD:18秒 コスト:75
檻を作り出し、檻を通過した敵を1.75秒間スタンさせる。檻は3秒間持続する。ベイガーが「ダークマター」を自動使用した場合は「イベントホライズン」でスタンしている対象を優先する
クールダウン:18/17/16/15 コスト:75/80/85/90 効果時間1.75/2/2.25/2.5
ベイガ―のスキルで唯一のユーティリティスキル。これだけで集団戦でのCCを賄えるレベルです。パーティーでゲームしている場合は真っ先に警戒、報告されます。この檻自体にダメージはありませんが、触れてスタンさせるだけでパッシブのスタックを獲得します。
R メテオバースト CD:60秒 コスト:100
対象の敵チャンピオンに闇の大魔法を放ち、(185+75%AP)の魔法ダメージを与える。このダメージは対象の減少体力に応じて100%まで増加する。 体力が35%未満の時に最大ダメージになる。
クールダウン:60/55/50 基本ダメージ:185/250/315
メイジチャンピオンの大ダメージスキルは方向指定だったり地点指定だったりで避けられてしまうことがありますが。このスキルは必中、必ず当たります。また、スキルの性質上HPが少ない方がダメージの伸びがいいので、基本的にはとどめに使うようにしましょう。間違ってもHP満タンの敵に初っ端から打ち込まないように。
Eで囲む→W→Q→(ローヘルスなら)R
檻の中に閉じ込めないと始まらないというのは置いておいて、Eの後にはWを出せるようにしておきたいです。レーン戦からキャッチ、集団戦までありとあらゆる場面で使うコンボです。ただし、Eはベイガ―の命綱と言っても過言ではないため慎重にタイミングを見極めるようにしましょう。
キーストーン:ファーストストライクor電撃 メインルーン:覇道 上段:追い火 中段:敗者の烙印 下段:目玉コレクター サブルーン:天啓 マナフローバンドや至高など 上位プレイヤーはメインやサブを栄華にして強まる嵐を選択することもあるため栄華は好みでOK
ビルドパス 1コア目:ルーデンエコーorロッドオブエイジスorシャッタードクイーンクラウン 2コア目:シャッタードクイーンクラウンorラバドンデスキャップorインフィニティオーブ 3コア目:ラバドンデスキャップ、2コア目に採用している場合は対面にあわせる 4コア目以降:対面や状況にあわせて
相性がいいアイテム:覚醒したソウルスティーラー、クリスタルリフレクター、コズミックドライブ、ホライゾンフォーカス、オケアノストライデントなど
ラバドンデスキャップのAPの割合上昇は、ベイガ―のパッシブで増加したAPも計算に含むため必ず採用するようにしましょう。
スキルオーダーはQ→WorE→残りのスキルです。スキル上げはQ→E→Wです。ミニオンのワンパンライン調整のためにWのレベルを2にしてあとはEを上げるというのもありです。
スキルを使ってCSを取りましょう。偉大なる悪の力(笑)にならないためにも丁寧に、確実にためていきましょう。ただ、スキルに固執しすぎると容易にタワーまで押し付けられてしまいますので、スキルを使うのかAAでCSを取るのかのバランスをうまく見極める必要があります。
スキルをCSに使うためあまりハラスはできません。しかし、対面があまりにピンピンしていると先にロームされてしまうので、ロームされない程度にHPを削るようにしましょう。ベストはスキルでCSを取りつつ、AAでハラスをすることです。
自分がロームできるときはRを使ってとどめを刺すことを目標にしましょう。チームを助けるためではなく、自分が育つためにロームをした方が上手くいきやすいです。
まずはキャッチを狙いましょう。ベイガ―はワンピックを取るのに適したチャンピオンです。キルポテンシャルはRに依存しますが、CC、ダメージはQWEがあれば十分です。
可能なら集団戦に突入する前にWなどで相手を削っておきたいです。残りのHP次第でポジショニングやアクションが大きく変わります。
Eは相手のキャリーの動きを阻害するために使いましょう。スタンさせればそのままキルできますし、スタンできなかったとしても十二分に火力を出すのが難しくなります。
強い所
・無限スケールするAPから繰り出される超火力
チャンピオンの中には序盤でキルを取ってあらかじめ有利を築いておかないとゲーム後半で失速してしまうものもあります。しかし、ベイガ―は序盤で大コケしなければ確実なスケールが約束されています。終盤の火力はキャリーに少しでもかすっただけでHPを半分以上消し飛ばすこともできるくらい強力なものになります。
・単体へのバースト性能
スキル1つひとつの基本ダメージ、APレシオがともに高くRの性能も相まって1人を倒す能力に優れています。捕まえるのが難しいチャンピオンも、ある程度HPが減っていれば必中Rで倒すことができます。AOEダメージがメインの他のメイジと比べてキャッチに踏み切る精神的ハードルが低いこともこのチャンピオンの長所だと言えるでしょう。
・Eの集団戦能力の高さ
このスキルには集団戦をひっくり返すパワーがあります。スキルレベルが最大の時はラックスのスネアよりも長い時間行動不能にすることができます。火力を出すことができなくてもスタンの時間は変わらない(相手の行動妨害耐性によるが)ため、火力を出せる状態じゃない時でもEだけはしっかりと決めるようにしましょう。
弱い所
・Rは良くも悪くも1人しか落とせない
単体バーストに長けているぶんAOEダメージは他のメイジチャンピオンより劣っています。2人以上キャリーがいる状態だと苦戦を強いられることが多くなります。あらかじめ片方をキャッチして落として、もう片方をチーム全員でフォーカスできるようにするなど、工夫する必要があります。
・全体的にスキルの射程が短く発生も遅い
ワイルドリフトにおいて何か他のチャンピオンより強い点を作る代わりに弱点が必ず設定されています。ベイガーの場合は、超火力の代わりに射程の短さと発生の遅さが弱点になります。そのため、スタックもアイテムも十分揃っているけどスキルが当たらないからダメージ0といった状況が起こりえます。
・あまりに序盤が弱い
無限スケールを代償にフィジカル、序盤の火力全てを手放しています。そのため序盤が最強なチャンピオン相手には手も足も出ないどころかまともなゲームプレイをさせてもらえません。
・序盤で徹底的に叩く
序盤のベイガーはオブラートに包んでもゴミです。積極的にトレードをしてリコールをさせてタワープレートの獲得、あわよくばキルを狙いましょう。対ベイガーはいかにスタックを貯めさせないかが鍵になります。
・Eの檻に対して回答があるチャンピオンをピックする
ベイガーの檻は普通のブリンクスキルでは抜け出す事はできませんが、ブリンクスキルの一部には瞬間移動(移動前と移動後までの間にチャンピオンの判定がない)ものがあります(エズリアルやカタリナのE、ゼドのWなど)。彼らはEで囲まれても何もなかったかのように抜け出してきます。そうなるとベイガーの強みが活かせません。
・ロームをしてサイドを破壊する
ベイガ―は序盤のプッシュに難があるため、一方的にミニオンを処理されてしまうとタワーまで押し付けられてしまい、身動きが取れなくなります。その間にサイドレーンへロームをして味方を育てることもベイガ―に対する回答になります。ベイガ―が育つ頃には敵がみんなムキムキ…といった状態にできるのがベスト。
有利なチャンピオン
ジグス
序盤のジグスはクールダウンの都合上プッシュ力がなく、ロームも苦手な方です。その間にベイガ―はファームができるのに加え、一度檻の中に囲ってしまえば最低でもフラッシュ、うまくいけばキルまで狙えます。しかし、ジグスのスキルの射程はベイガ―よりも長いため、ベイガ―側が立ち回りを工夫しないといけません。
アカリ
序盤のアカリはプッシュ力が皆無なので序盤の弱さを咎められることなくファームすることができます。またWの煙幕で隠れられてもEで囲ってしまえばインビジブルの時間を浪費させることができます。しかし、アイテムがそろうとアカリが一方的にベイガ―をキルできるようになるため、ドカウンターというわけではありません。
不利なチャンピオン
ブラッドミア
スパイクタイミングがベイガ―と被るうえ、ベイガ―の強みであるEとRを完全に無効化することができます。おまけに回復能力に優れているため一方的に削られてしまいます。
フィズ
Eをすり抜けられてしまううえに、序盤のキルプレッシャーが高くワンミスで再起不能にされてしまいます。典型的なカウンターと言われるやつです。似た系統のチャンピオンにゼドやカタリナなどがいますが、彼らはフィズよりも操作が難しい(=同じ初心者が対面に来たところで多分ボコれる)のでここでは紹介しません。しかし、いずれにせよ不利なマッチアップではあります。
ツイステッド・フェイト
ローム系チャンピオンに対しては何もできません。ベイガ―側はロームされないようHPを削ることくらいしかできることがありません。しかし、初心者帯はフェイトが作った有利をうまく活かせなかったり、ゲームが長引いてベイガ―との力関係が逆転してしまったりと結構事故要素が多いので、どうにかなることが多いです。
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