ダリウスのスキルとコンボ解説

はじめに

初心者トップレーナーの登竜門チャンピオンことダリウス。しばしば番人と呼ばれることがある彼ですが。番人らしく高いフィジカルと甘えを許さないスキルセットで敵を追い詰めます。しかし、明確な弱点もあるので、そこを踏まえて紹介していきます。

概要

ダリウス(Darius)

火力:5 耐久力:4 CC:3.5 機動力:1 操作難易度:3 初心者おすすめ度:4

ダリウスの基礎ステータスはぶっちぎりで高い。試しに同系統のファイターであるジャックスやセトと比べてみるとステータスの高さがよくわかります。

スキル解説

パッシブ 大出血 

通常攻撃が5秒かけて(13+2×チャンピオンレベル+40%AD)の物理ダメージを与える。最大5回スタックする。                      最大スタックになると、5秒間「紅血の激昂」を獲得し、攻撃力が(22-226)増加して、「大出血」を1スタックではなく最大スタックを一度に付与する。モンスターには150%のダメージを与える。                               

征服者がぶん回っているときの大出血ダメージはとんでもないことになる

ダリウスの殴り合いの強さの根幹になるスキルです。AA・Q・W・Rでダメージを同一の対象に与えるとスタックがたまります。殴れば殴るほどダリウスが強化され、相手に大ダメージを与えます。レベル1の時で最大スタックになった時のADの増加量は征服者とあわせて36。ロングソード3本分の強化なので、事実上1500ゴールド持っているようなものです。増加ADは最大スタックでないと得られないので、最大スタックか否かはダリウスにとって本当に重要です。

Q 皆殺しの斧 CD:9.5秒 MN:35

少しの時間をおいてから、斧を振り回して(18+35%AD)の物理ダメージを与える。
斧の刃の部分が敵に当たると(50+100%AD)の物理ダメージを与え、命中したチャンピオン1体あたり自分の減少体力の15%(最大45%)を回復し、「大出血」を付与する。

クールダウン:9.5/8/6.5/5                                          コスト:35/40/45/50                                  基本ダメージ(内側):18/32/46/60                                基本ダメージ(外側):50/90/130/170                     攻撃力(内側):35%/40%/45%/50%                               攻撃力(外側):100%/115%/130%/145%               

ダリウスのメインスキルです。少しのための後斧を振り回します。このための期間に工夫して外側を当てに行きます。このスキルは外側で当てるか内側で当てるかで火力が天と地ほどの差があります。内側と外側で基本ダメージ・ADレシオがともに3倍も差があります。ダリウスのレーン戦は外側を当てたいダリウスVS避けたい相手の駆け引きになります。

W 脚削ぎ CD:5.5秒 MN:30

8秒間次の通常攻撃が強化されて、追加で30%ADの物理ダメージを与え、1秒間移動速度を90%低下させる。

攻撃力:30%/40%/50%/60%

AAを強化し、敵をスロウにさせます。一発の火力が高く、スロウが非常に重たいのでQの外側につなげやすいです。マッチアップによってはQ以上に重要なダメージリソースになります。AAキャンセルがあるので、AAWで毎回モーションキャンセルを入れるようにしましょう。

E 捕縛 CD:18秒 MN:45

自動効果:15%の物理防御貫通を獲得する。                         発動効果:自分の前方にいる敵を引き寄せ、40%のスロウ効果を1.5秒間与える。

クールダウン:18/16/14/12                                       物理防御貫通:15%/22%/29%/36%

自身の割合物理貫通を増加させ、敵を引き寄せるだけのシンプルなスキルですが、これを当てるか当てないかで、ダリウスの戦闘力は大きく変わってきます。またダメージがないスキルなので、このスキルを当ててもパッシブのスタックはたまりません。スタック計算を間違えないようにしましょう。

R ノクサスギロチン CD:70秒 MN:100

跳躍してチャンピオンを処刑する。(125+75%増加AD)の確定ダメージを与える。子のダメージは「大出血」1スタックあたり20%増加し、「大出血」を付与する。                                            このスキルで対象にとどめを刺すとクールダウンが解消され、マナコストが回復し、5秒間「紅血の激昂」を獲得し、1.5秒間周囲のミニオンとモンスターを逃げまどわせる。

クールダウン:70/65/60                                  コスト:100/100/0                                      基本ダメージ:125/250/375

初心者殺しの大事故装置。このアルティメットがあるからパッシブスタックをためられてはいけないのです。パッシブスタックの数に応じでダメージが上昇し、しかも確定ダメージなので、タンクであろうと関係なく大ダメージを与えることができます。しかも、キルすることができればクール解消+パッシブフルスタックを獲得(継続)するため連続キル性能も優秀です。Rでキルした後は何かしらのスキルを使って大出血させるのを忘れないようにしましょう。

コンボ

AAW

ダリウスのAAキャンセルコンボです。無意識で使えるようにしましょう。

Q→フラッシュ(プロトベルト

パッシブがフルスタックのときや、お互いの体力がぎりぎりの時に光るコンボです。このコンボの後にRを添えてキルすることもよくあります。

Eフラッシュ(プロトベルトE)

エンゲージをするときに使われます。Eプロトベルトはできないのでプロトベルト→Eのコンボになります。

EQ

Qの外側を当てるコンボ①。Eのノックアップとスロウ中にQを合わせます。

AAWQ

Qの外側を当てるコンボ②Wのスロウが非常に重いのでその間にQを合わせます。

EAAWQ

対レンジド限定のコンボです。マナ効率度外視で、純粋に体の柔らかいレンジドチャンピオンのHPを削るために使われます。耐久力のあるメレーチャンピオン相手にはあまり使わない方が良いでしょう。

AAEAAW→AAQ→R

AA始動のオールインコンボ①。ASの都合上AAWからAAがつながりにくいですが、ゴーストやポジショニングで立ち位置を調整しましょう。Rでキルが難しそうな場合は追加で、AAを挟んで体力を削ってからRで処刑しましょう。

AAWQAAEAA→R

AA始動のオールインコンボ②。Eをコンボの終盤に入れることによって相手は逃げることが難しくなります。相手が逃げられなさそうな場合Eを取っておいて、AA連打でスタックを稼ぎ、逃げた瞬間にEで逃がさないようにしましょう。

EAAWAA→QAA→R

E始動のオールインコンボ。最後のQとAAを当てるのが難しいです。

ルーンとビルドとスキルオーダー

キーストーン:征服者orフェイズラッシュ
メインルーン:栄華or不滅                                 栄華の場合
上段:ブルータルor凱旋
中段:ジャイアントスレイヤー
下段:迅速or強靭                                                                                不滅の場合                                       上段:巨人の勇気                                      中段:息継ぎorボーンアーマー(対面にあわせて)                                  下段:忍耐or猛攻
サブルーン:栄華or不滅                                   栄華の場合:ジャイアントスレイヤーなど                           不滅の場合:ボーンアーマーや息継ぎなど

ビルドパス
初手:プレートスチールキャップorマーキュリーブーツ                                              1コア目:トリニティフォース
2コア目:サンダードスカイor相性のいいアイテムから選択                3コア目以降:相性のいいアイテムから選択
相性のいいアイテム:ガーディアンエンジェル、ステラックの篭手、マルモティウスの胃袋、デスダンス、ディバインサンダラー、ケミパンクチェーンソード、ブラッククリーバー、ランデュインオーメン、ソーンメイル、デッドマンプレート、フローズンハート、自然の力、アマランスツインガードなど

スキルオーダーは対面や戦い方によって変わりますが、だいたいはQorW→E→取っていないスキルになることが多いです。スキル上げはQ→E→Wです。

ダリウスのサモナースペルはゴーストとフラッシュです。

レーン戦での立ち回り

 ダリウスのレーン戦は①Qの外側を当てる②Eのフックを当てる(フック派生のコンボにつなげる)かのどちらかです。これらが当たらないとそもそも始まりませんので丁寧にスキルを当てましょう。

 5回攻撃すればダリウスは殴り合い最強なのでそのプレッシャーをいかして相手のCSを落とさせる立ち回りが強力です。

 ダリウスのフィジカルは本当に強いので、些細なダメージではびくともしません。そのため、相手のハラスを食らいながらフックやQの外側を当てる選択肢があります(もちろん食らいすぎはNG)。

 

集団戦での立ち回り

 ダリウスがやるべきことは、①敵5人をかち割ることか②フロント役としてキャリーを守りつつ暴れるタイミングを見計らうかのどちらかです。これに関しては自分と味方の育ち具合で考えましょう。

 ゴーストとEとフラッシュを切るタイミングが重要です。ダリウスが敵に介入し行くことができる数少ないスキルです。

 味方のエンゲージが少ないときはダリウスがE+フラッシュ(プロトベルト)でエンゲージしてあげましょう。フックのCCとしての強度が高いのでエンゲージツールとして強力です。しかし貴重な介入スキルを2つも消費することになるので、必然的にフロント役になってしまいます。

ダリウスの強い所・弱い所

強い所

5回殴ったら最強

パッシブ+征服者のおかげで5回殴ることができれば、絶対に負けません。(もし負けたら相手がめちゃくちゃ育っている)AD上昇量と出血ダメージがとんでもないので敵に甚大な被害を与えます。ダリウスでトレードする上での基本目標は5回敵を殴ることといわれるくらいパッシブスタックは重要です。

Rによる連続キル性能

ダリウスの魅力を言えば、なんといってもRによる豪快なペンタキルでしょう。ひとたび処刑が始まれば相手チームにとんでもない被害を出しながら走り回ります。ダリウス以外の4人を倒したのにダリウスが起動して逆に全滅させられたといったことはざらです。

強靭なフィジカル

基礎ステータスが高く攻防一体のアイテムを購入するので、タンクに負けにフロント性能を有しています。そのうえ火力や爆発力もあるで、殴り合いの土俵に立つことができればそのフィジカルの強さを遺憾なく発揮できるでしょう。

弱い所

ブリンクがなく接敵スキルはE頼り

ダリウスが敵の行動に介入できるスキルはEのフックのみです。それを外してしまうと歩いて近づくくらいしかできることがないです。そのためレーン戦では歩きながら相手との距離感を調整する必要があります。また、集団戦では味方のCCに合わせることでダメージを出します。

同じ敵を5回殴るのは難しい

実際に触ってみるとわかりやすいのですが、思っている以上に同じ敵を5回殴るのは難しいです。なぜなら、相手にはフラッシュがあるし、(おそらく)ブリンクスキルを持っているし、おまけに相手がダリウスを止めようとCCスキルを打ってくるしで逃げられてしまいます。いかにパッシブを起動させるかが集団戦でのダリウスの難しさです。

良くも悪くもフロント役にしかなれない

ゴーストがあるとは言えどベタ足チャンピオンではあるので、機動戦には対応できません。強引に突っ込むことはできますが、基本的には純粋に前から押しつぶす戦い方をします。そのため戦い方や構成によっては活躍が非常に難しくなってしまいます。

ダリウスの対策

5回殴られない

結局のところパッシブが発動していないダリウスは強くないです。これはレーン戦でも集団戦でも変わりません。レーン戦では5回殴られるまでにより多くのダメージを与えることができればトレード勝ちできます。また、集団戦でダリウスに狙われているなと感じたら、相手にせず逃げましょう。その間に味方がダリウスをフォーカスしてくれます。

Qの外側に当たらない

5回殴られる以外で唯一気を付けたいのがQの外側に当たらないことです。これを食らってしまうと途端にダメージトレードがうまくいかなくなりますし、もし集団戦で5人にQの外側が当たるととんでもないことになります。Qは範囲外に逃げるか、落ち着いて内側に潜り込むようにしましょう。

集団戦でのダリウスの扱い方に気を付ける

ダリウスがいる集団戦において一番やってはいけないことは、中途半端にダリウスを殴って逆にスタックをためられてしまうことです。ちょっとのダメージはQの外側に当てるだけで回復されてしまいますし、パッシブスタックがたまってしまうとほんの一撫でするだけでキャリが吹き飛びます。そのため、ダリウスを真っ先に落とすのか・ダリウス以外のキャリーを真っ先に倒して後からダリウスの対処をする(ダリウスの相手はせずダリウス以外を落として1人残ったダリウスを袋叩きにする)のかを決めましょう。構成や個々人の成長状況によってダリウスを狙うか無視するかは変わってきますので、そこは臨機応変に対応していきたいです。

ダリウスが有利な・不利なチャンピオン

対ダリウスは微有利・微不利・スキルマッチアップのチャンピオンが多すぎるのでより詳しい戦い方などは実際に動画を見て学ぶようにしましょう。本記事ではダリウスが有利な(不利な)チャンピオンといえばこれだよねといった理由で紹介しています。

有利なチャンピオン

サイオン

5回殴るという大前提がありますがサイオンのQに対してフックで合わせることでフリーウィントレードができます。ただし、サイオンのWとEのハラスで消耗するとロングトレードを行うことができなくなるので、体力管理に注意する必要があります。

シェン

たくさん殴りたいシェンVSたくさん殴りたいダリウス。帳でAAをはじくことができますが、基本スタックをため切ったダリウスが一方的にダメージを出すことができます。Rで味方を助けても、その時間でタワープレートを取られるのでダリウス有利マッチアップが加速します。シェン側は味方のキャリーがダリウスを溶かせるようサポートする立ち回りになります。

モルデカイザー

ダリウス側はマーキュリーブーツを履きましょう。モルデカイざいーのEQコンボに対してダリウス側もEの回答があります。また、長時間の戦闘を得意とするモルデカイザーですが、ダリウスの方が長時間の戦闘に強いのでモルデカイザー側はQでハラスをして体力を削る作業が必要になります。

不利なチャンピオン

自衛スキル持ちのレンジド

フックに当たらないし、当たったとしてもすぐに逃げることができるので一方的にハラスされてしまいます。防御ブーツ+レベル5以降のダリウス側のゴースト+フラッシュ+Eがそろっていて、なおかつレンジド側の逃げスキルが落ちている瞬間に仕掛けることができればキルするチャンスがあります。(条件さえそろえば勝てるがきつい)

ドクタームンド

ダリウスの唯一のCCをパッシブで無効化しつつ体力割合つきのQハラス(土下座ファーム)で確実にスケールします。また、集団戦フェイズでも火力・フロント性能がともに高いのでダリウスがムンドをケアしないといけないため、活躍するのが難しいです。

エイトロックス

序盤ダリウス有利、中盤以降エイトロックス有利のトータルエイトロックス微有利のスキルマッチアップです。ダリウスのレンジの外から飛んでくるダーキンブレードでブレードでじわじわとHPを削られてしまいます。しかし、ロングトレードに持ち込めばダリウスの方が出力差で勝つことができます。懐に潜り込みたいダリウスVS距離をキープしたいエイトロックスの戦いになります。これが得意な人と苦手な人で真っ二つに分かれるマッチアップですね。

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