トリンダメアを夫にもちアヴァローサの生まれ変わりと言われているアッシュ。操作は簡単にもかかわらず奥が深いチャンピオンでもあります。極めるのが難しいだけですぐに形にできるようになります。そんなアッシュを紹介していきます。
アッシュ(Ashe)
適性レーン:デュオ
火力:4 耐久力:1 CC:4 機動力:1 操作難易度:2~4 初心者おすすめ度:5
パッシブ フロストショット
通常攻撃とダメージを与えるスキルが敵に2秒間15%のスロウ効果を与える。「フロストショット」のスロウ効果を付与された敵に通常攻撃を行うと(10%+100%clt)の追加ダメージを与える。
アッシュのクリティカルはダメージを増加させない代わりに「フロストショットの」スロウ効果を40%に増加させる。スロウ効果は徐々に減衰する。
アッシュのレーン戦の強さを支えるパッシブです。スロウを付与した後のAAには追加ダメージが乗るので、複数回殴るようにしたいです。アッシュが勝っているときは異様に強く、負けているときには本当に弱く感じるのはこのパッシブのためです。クリティカルが発生してもスロウがより強力になるだけでダメージが増えないので序盤が強い代わりにスケールは他のクリティカルADCと比べると控えめになっています。
Q レンジャーフォーカス CD:7秒 コスト:50MN
「レンジャーフォーカス」が発動していないとき、フォーカスを2スタック所持できる。通常攻撃を行うとフォーカスの追加スタックを獲得する(最大6)。スタックは時間経過によって1つずつ減少する。
発動効果:6秒間、通常攻撃はフォーカスを消費することで攻撃速度が25%増加して、対象に矢の一斉射撃を行い115%の物理ダメージを与える。
クールダウン:7/6/5/4 攻撃力:115%/120%/125%/130% 攻撃速度:25%/35%/45%/55%
アッシュのDPSを支えるスキルです。AAをした回数分スタックを獲得し、発動したタイミングで獲得していたスタックの回数分AAが強化されます。スキルレベルが上がるとクールダウンが短くなるので1回の集団戦中に2週目、3週目とスキルが回るようになります。
W ボレー CD:16秒 コスト:50
扇状に5本の矢を発射して(20+115%AD)の物理ダメージを与える。
矢は複数敵に命中するが、最初の一本からのみダメージを受ける。 ボレーがクリティカルになり、命中したチャンピオンに大きなスロウ効果を付与する。
クールダウン:16/13.5/11/8.5 基本ダメージ:20/40/60/80 矢:5/7/9/11
Wだけパスパスうってレーン戦するなよということでクールダウンがナーフされまくりました。クリティカルの演出が出て強力なスロウを付与します。このスキルを当ててAAで追撃すると、最初のAAにもパッシブの追加ダメージを与えることができます。このスキルの矢は何本当たっても1本分のダメージしか入りません。ですので、できる限り多くの敵に1本だけ当てることを意識しましょう。また、このスキルを当てて敵をキルすると1本だけ矢を消費して、残りの矢は消費しないという特性があります。アッシュを使う上では覚えておきたい豆知識です。
E スカウトホーク CD:45秒
「ホークスピリット」を放ち、通過した敵を可視化する。 再発動:「ホークスピリット」が拡散して、5秒間範囲内の視界を確保する。範囲内にいたユニットは5秒間可視化される。
クールダウン:45/40/35/30
簡単に言ってしまえば視界を確保するだけでダメージの足しにならないスキルです。しかし、適切にこのスキルを使えば敵の位置を把握したり、安全な位置を予測できたりとチーム単位で有利を得ることができるぶっ壊れスキルになります。直接的なダメージにはつながりませんが、敵のジャングルが遠いからダメージトレードができるといった、情報をもとにしたダメージに大きく貢献するのでアッシュを使う上では欠かせないスキルです。とは言えども難しいスキルですので、まずは対面が置いたワードを破壊することからはじめて、少しずつ索敵の範囲を広げていくようにしましょう。
R クリスタルアロー CD:70秒 コスト:100MN
氷の矢を放ち、最初に命中した敵チャンピオンをスタンさせて、周囲のすべての敵に(200+40%AP)の魔法ダメージを与える。スタン効果は1.5~3.5秒続き、矢の飛行距離に応じて増加する。 再発動:長押ししてドラッグすることで矢の進路を操作できる。矢の進行方向は、最初に発射された方向から一定の角度までしか変えることができない。キャンセルボタンをタップすると操作を中止する。 矢の進路を操作している間もアッシュは移動可能だが、詠唱を中断する行動妨害効果を受けると矢の操作も自動的に中断される。
クールダウン:70/60/50 基本ダメージ:200/350/500
このスタンがあるからアッシュはレーン強者と言われ、スケールが低めに設定されています。しかもこのRの何がやばいかというとPC版と違って操作することができます。少しずれたなーと思っても急カーブをしてきて当ててきます。対策はクイックシルバーエンチャントかベールエンチャントしかありません。
W→フラッシュ
Wのモーション中にフラッシュを使うことで強引にスロウをあてに行くことができます。ちなみに使う機会はほとんどありません。
AAQ
QにはAAタイマーリセットがあるのでAAをした瞬間に発動することを心がけましょう。
キーストーン:リーサルテンポorエンパワーメント メインルーン:栄華 上段:ブルータル 中段:ジャイアントスレイヤー 下段:対面にあわせて(迅速が人気) サブルーン:なんでもOK 不滅:ボーンアーマーや息継ぎ、超成長など 覇道:追い打ち(アッシュのパッシブのスロウで追い打ちの追加ダメージが乗る) 天啓:ニンバスクロークや甘党、マナフローバンドなど
ビルドパス
アッシュにはクリティカルビルドととオンヒット(AS)ビルドがあります。
クリティカルビルド 1コア目:ブラッドサースターorイモータルシールドボウ 2コア目:インフィニティエッジorルナーンハリケーンorクリティカルASアイテム 3コア目:2コア目に買っていないもorモータルリマインダーorテルミヌス 4コア目以降:状況に応じて
オンヒットビルド 1コア目:ルインドキングブレードorテルミヌス 2コア目:1コア目に買っていないもの 3コア目:ナッシャ―トゥースorルナーンハリケーンorウィッツエンド 4コア目以降:通常攻撃に追加ダメージが乗るアイテムを中心に買い進める
ブーツは好きなブーツ+ステイシスorクイックシルバーorリパルサーエンチャントです。サモナースペルはゴーストorイグゾーストorバリア+フラッシュです。初心者の場合はバリアかイグゾーストからはじめて、慣れてきたらゴーストを試してみるといいでしょう。
相性のいいアイテム: ガーディアンエンジェル、マグネティックブラスター、ファントムダンサー、コレクター、ケミパンクチェーンソード、ストームレイザー、ブラッククリーバーなど 特殊枠にマナムネ+トリニティフォースビルドがありますがパッチによってピックされたりされなかったりなので今回は割愛します。
スキルオーダーとスキル上げですが、スキル上げはQ→W→Eです。スキルオーダーは色んなパターンがありますが基本はW→Q→EかW→E→Qのどちらかが多いです。レベル2オールインを考える場合はW→Q→E、WとAAのハラスをメインにゆっくりとした展開を目指す場合はW→E→Qにします。
長いAA射程とWでじわじわと相手のHPを削りましょう。アッシュはパッシブにスロウを持っているので「もう1回AA」ができることが魅力です。
レベル5は明確なスパイクタイミングです。Rを使ってのオールインを常に意識しましょう。特にレベル5先行をしたタイミングは大チャンスです。
出来たらではありますが、Eを使って相手ジャングラーを補足しましょう。仮にスカウトホークに映らなくても「映らなかったこと」が情報になります。
アッシュの集団戦での強みはEの視界確保能力とRのエンゲージ能力です。ぶっちゃけアッシュが育っていなくてもこのスキルだけで活躍できるレベルで強力です。特にエンゲ―ジャーがいないときはアッシュのRから仕掛けてあげましょう。
アッシュにはブリンクスキルがないのでバックラインに飛び込むといったことはできません。基本は殴れる敵からフォーカスしていきます。
アッシュのRは強力なエンゲージスキルですが、アッシュにとって唯一の自衛スキルでもあります。そのため場合によっては自分を守るために使うようにしましょう、
強い所
・RとEのユーティリティ性能
この2つのスキルの強さを分かりやすく実感する時は自分がアッシュを使っているときでもアッシュの対面をする時でもなく、相手チームにアッシュがいて、自分がソロレーナーやジャングラーをしている時でしょう。自分のガンクが読まれたり、画面外からいきなりCCが飛んできたりとマップ全体に影響を与えることができます。
・意外と優秀なタイマン能力
最強スタンのRは当然目の前の敵に使っても強いので、なんだかんだで1vs1性能も優秀です。その上、持ち前のスロウで引き撃ちも追撃も得意なので、特に先手を取った時のアッシュは非常に強力です。
・スキルがシンプルかつ使いやすい
スキルショットに意識をあまり割かなくてもいいので、操作が非常にシンプル。さらにAAでダメージを出すことに集中しやすいので、ADCのカイトを学ぶという点でも初心者に非常にお勧めできます。ガレンが証明しているように、必ずしもシンプル=弱いというわけではありません。
弱い所
・ベタ足&加速スキル無し
ダメージキャリーの宿命ですが、アッシュもダメージキャリーなので狙われます。しかし、アッシュはRしか自衛スキルを持たないので簡単に落とされてしまいます。適切な距離感と避けないといけないスキルを見極める判断力が重要になってきます。
・スケールするけれどあまりスケールしない
アッシュはアイテムスケールはそこそこにいいのですが、他のクリティカルADCやレベルスケールのいいチャンピオンと比べると、どうしても見劣りする部分はあります。最終的にはダメージレースに負けてしまい、相手に押し切られてしまうことも…。
・ダメージを出し切るのに時間がかかってしまう
アッシュはダメージ自体は出ます。ただバーストはないのでどうしても火力を出し切るには時間がかかります。ワイルドリフトはで全体的にバーストダメージが高い傾向にあるので、アッシュが火力を出し切る前に落とされてしまうということもよくあります。
・瞬間火力の高いorアッシュの射程に負けないADCをピックする
バーストする手段がアッシュにはないので、ちまちまハラスをするか殴り続けるかのどちらかのトレードをしてきます。射程の長いチャンピオンをピックしてハラスをされなければ逆に自分からハラス→オールイン勝負に持ち込めます。バーストに優れたチャンピオンをピックすればヒット&アウェイを繰り返すだけでアッシュ側が戦えなくなります。対アッシュで大切なことは、アッシュの得意とするトレードにつきあわないことです。
・クイックシルバーエンチャントを購入する
アッシュのトレード性能の強さはRのスタンにかなり依存しています。スタンを素早く解除して殴り返せば結構簡単に勝てます。アッシュと対面するADCはマストバイと言えるでしょう。
・2方向から攻める
アッシュのRはどうあがいても1人にしかスタンさせられないので、挟み撃ちできればよほど綺麗なカイティングをされない限り捕まえることができます。遊撃役の人はアッシュの側面から仕掛けるようにしましょう。
有利なチャンピオン
・カイサ
序盤のカイサは非常に弱く、射程もアッシュの方が長いのでアッシュ側がミスをしない限りアッシュ>カイサの構図がずっと続きます。特にレベル5タイミングのキルポテンシャルは圧倒的にアッシュの方が高く、常に圧力をかけることができます。ただし一度でもカイサ相手に遅れをとるとずっと負け続けるので注意が必要です。
・ザヤ
ザヤのパッシブの羽には気を付ける必要があるものの、基本的にはアウトレンジから殴り続けることができます。さらにザヤには追い足性能が皆無なので引き撃ちしやすいこともアッシュにとって都合がいいです。
・ヴェイン
射程が短く、ミニオンクリアスキルが皆無なので、アッシュのハラスを食らい続けます。順当にいけばただただゴールド差や経験値差が広がり続けます。ただし、Rを避けられてしまったり、スケールされきってしまうと普通に負けます。有利を取りきって追いつかれる前にゲームを畳みたいです。
不利なチャンピオン
・ドレイブン
ハラス合戦でもオールインでも勝てません。味方のサポートが上手で相手のサポートが下手なことを祈りましょう。ドレイブンに殴られないタイミングでハラスし続けることができればアッシュ側にもチャンスがあります。
・ジン
正確にはジン側微有利のスキルマッチアップです。レーン戦で勝った側が一生負けた側をしゃぶり続けます。基本的には脅威を積んだジンの最終弾AAとQに苦しめられます。ジンのハラスを食らい過ぎずレベル5タイミングで勝ち切れるかが重要です。
・ヴァルス
アッシュと同様強力なエンゲージスキルをもち、脅威ビルドに進むことができるため、射程とアッシュに対抗する手数の多さという点で苦しいマッチアップになります。しかし、ヴァルス側もアッシュのRを食らってしまえばひとたまりもないのでピリピリとしたレーン戦になります。
・ラックス
中級AIが使っても強いレベル5最強コンビ。ラックスのQかアッシュのRを当てたら最後、HP10割を簡単に持っていきます。しかも両方ともハラスが強いので、相手は強いポジションをキープできなくなっていきます。
・ブラウム
AA主体にダメージを出すアッシュとブラウムのパッシブが好相性。アッシュのスロウも相まってブラウムのスタックを貯めやすいのもグッド。2体ともRが強力なので、集団戦の影響力もあります。この2人だけだと火力が足りなくなる可能性がある点には注意です。
・セラフィーン
アッシュのパッシブにはスロウが乗るので、セラフのEを1回当てるだけでスネアに繋げることができます。セラフのRも強力なので、レーン戦だけでなく集団戦でも威圧感があります。しかし、ブラウムと比べて圧倒的に体が脆いので、バーストには気をつけましょう。攻めのセラフ、守りのブラウムのイメージで使い分けられると良いです。
Protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
まだコメントがありません。