ミッドレーンってどんなレーン?

はじめに

ゲームに関わる全ての人が注目するレーン。ユニークなスキルやダイナミックな動きなど派手なイメージがありますが、実際は知識と戦略を読みあう静かな戦いです。広い視野と的確な判断力を求められる重要なポジション。今回はミッドレーンについて解説していきます。

ミッドレーンの特徴

タワーまでの距離が近い

サイドレーンと比べてタワー間の距離が短いため必然的に戦闘時間が短くなります。簡単に安全地帯まで逃げ込めるため体が柔らかいチャンピオンを選ぶことができます。

マップ全体に介入できる

ミッドレーンはマップの中央に位置しています。そのためどちらのレーンにもロームできますし、ドラゴン、リフトヘラルド両方のファイトに参加できます。裏を返せばミッドレーナーがマップ全体に自分の影響を与えないといけないということでもあります。

ジャングラーからの影響を受けやすい

基本的にマップの構造上、どのレーンにも出張できるミッドレーナーを自由に動かせる状態にしたいとジャングラーは考えています。そのため敵味方問わずジャングラーのアクションの影響を受けます。ガンクはもちろんジャングラーのために体を寄せてあげたり、一緒にロームをしたりします。ミッドレーナーのあなたにとってジャングラーはゲームを勝利に導くための重要な駒であると同時に、ジャングラーのアクションに従う忠実な下僕でもあります。

どんなチャンピオンがピックされる?

どんなチャンピオンであれミッドレーナーとして採用されるチャンピオンは、共通してミニオン処理能力が高いことが前提にあります。その理由は、必要なタイミングでプッシュできないとチーム全体がアクションを起こせなくなってしまうからです。(これに関しては少し難しいため別記事で解説します。今回はそういうものだと思っていてください。)それをふまえたうえで以下のチャンピオンかピックされます。

体が脆いが火力を出すことができるメイジやマークスマン

優秀なミニオンクリア性能と火力があるチャンピオンは総じて防御面に不安があったり、逃げるスキルを持っていなかったりします。そのため安全地帯であるタワーに素早く逃げ込めるミッドレーンに採用されることが多いです。また、プッシュが速い=強力な範囲スキルをもっているためダメージ源としてスケールしやすいチャンピオンが選ばれることもあります。                       オリアナ ジグス ルシアン ベイガ―など

体が柔らかいチャンピオンを狩るアサシン

タワー間の距離が短いとはいえやはりキルは狙っていきたいものです。そうなると短時間で大ダメージを出せるチャンピオンの方がそうでないチャンピオンよりミッドレーンに適性があると言えるでしょう。持ち前のバースト力を活かして対面の柔らかいチャンピオンをボコボコにした後は、機動力を活かしてサイドレーンに影響を出すのがアサシンの主な勝ちパターンです。           ゼド カタリナ アカリなど

フィジカルを活かしてアサシンに対抗する一部ファイターやタンク

アサシンが自由に動き回らないようにしたり、逆にボコボコにしたりするためにタンクやトップレーンに適性があるチャンピオンがピックされることがあります。チーム全体としてもフロント役になれるため、構成をまとめるという意味でも強いピックになります。特定のシチュエーションでしかピックされないので目にする機会は比較的少ないです。                                ガリオ レネクトン ガレンなど

 

ミッドレーナーの仕事は?

ミッドのアウタータワーを守る

ワイルドリフトにおいてミッドのアウタータワーはネクサスの次に守らないといけないと言っても過言ではないほど超超超重要オブジェクトです。このタワーが残っているかいないかでチーム全体のアクションの自由度が激変します。もちろん場合によっては早い段階で折られてしまったり、そうしようとする行動を咎められなかったりすることもありますが、可能な限り守るようにしましょう。

プッシュ主導権を確保する

プッシュ主導権とは求められたタイミングでミニオンウェーブを相手のタワーまで押し付けて自分の方が相手より早くよれる状態にすること、つまり自分の方が相手よりも自由に動き回れる回数が多く、時間が長く、先手を取って行動できるようにすることです。ミッドレーンではこのプッシュ主導権がとても大切で、特にミッド周辺でのアクションはプッシュ主導権がないと起こせません。自分が何かアクションを起こしたいけどプッシュ主導権ががないときは、主導権を取り返すためだけにジャングラーを呼んでも構いませんし、逆にジャングラーがアクションを起こすためにミッドに顔を出してくることもあります。

タイミングを見計らってロームする

マップ全体に影響を与えられるというミッドの性質上、ロームもミッドレーナ―の仕事の1つです。ただしやみくもにロームすればいいわけではありません。タイミングは問題ないか、ロスはないかなどマップの状況と照らし合わせながらロームをするかしないかを選択するようにしましょう。

どんな人におすすめ?

色んなチャンピオンに挑戦したい人

ミッドレーン適性を持つチャンピオンの多様性は他のレーンと比べても圧倒的で、様々なチャンピオンがユニークなスキルを持っています。もちろん習得までに時間はかかってしまいますが、色んなチャンピオンを使えるようになりたいと思う人はぜひミッドレーンに挑戦してみてください。

チームの中心となってゲームを動かす側の人になりたい人

ミッドレーンは難しいレーンではありますが、その分ゲーム全体に与える影響は非常に大きいです。自分からゲームを支配したい、チームをまとめたいと思う人におすすめです。

チームのために貢献したい人

ミッドレーンはマップ全体に影響を与えるレーンですが、チャンピオンによって影響を出す方法は異なります。火力を出すことが求められるチャンピオンがいれば、プッシュし続けることが求められるチャンピオンもいます。中には自分のスケールを犠牲にチームメイトを育てるのが特徴のチャンピオンもいます。そういったチームプレイを重要視するプレイヤーは周りから感謝されます。for the teamの精神を持つ人にもおすすめです。

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