被り物を脱ぐとかなりすごいモヒカンをしているということはご存じでしょうか(チャンピオンの3Dモデルをズームすると脱いでくれます)。このMr.モヒカンが空を飛んで、バーストを出して、盾を構えます。今回はモヒカン男ことパンテオンを紹介していきます。
本記事はパッチ6.0aに執筆されました
パンテオン(Pantheon)
適性レーン:ジャングル・ミッド・(ソロ)・(サポート)
火力:4 耐久力:2 CC:4 機動力:2 操作難易度:1 初心者おすすめ度:4
パッシブ 定命の意志
通常攻撃またはスキルを5回使用すると次の通常スキルが強化される。
シンプルながら凶悪なパッシブです。HPバーの下にあるスタックが最大になっているときにスキルを使うと、そのスキルが強化されます。どのスキルを強化するかによって使用するコンボが若干変わります。
Q 彗星の槍 CD:8.5秒 MN:40
タップで使用:前方を突き、(70+120%増加AD)のダメージを与える。「彗星の槍」のクールダウンが60%短縮される。
チャージして使用:槍を投げ、最初に命中した敵に同じダメージを与える。それ以降の敵に与えるダメージは50%減少する。
対象の退職が35%未満の場合、「彗星の槍」はクリティカルとなり(110+180%増加AD)の物理ダメージを与える。
定命の意志:追加で(30+120%増加AD)の物理ダメージを与える。
ミニオンに対するダメージは20%減少する。 モンスターには110%のダメージを与える。
クールダウン:8.5/8/7.5/7 基本ダメージ:70/110/150/190 強化ダメージ:110/200/290/380
パンテオンのバーストを体現するスキルです。状況に応じてタップの突きモードと長押しの投げモードを使い分けましょう。クールダウンとダメージ総量の都合上、できる限り突きモードを使いたいです。投げモードは対レンジチャンピオンに対するハラスか、遠くにいる敵にとどめを刺すときに使うことが多いです。
W 跳撃の盾 CD:12秒 MN:55
敵に向かってダッシュし、対象を1秒間スタンさせて(70+100%AP)の物理ダメージを与える。
定命の意志:次の通常攻撃が強化されて3回攻撃になり、合計135%ADの物理ダメージを与える。
クールダウン:12/11/10/9 基本ダメージ:70/120/170/220
E イージスの猛攻 CD:15秒 MN:80
1.5秒間一定方向から受つタワー以外のあらゆるダメージをブロックし、周囲の敵に(60+150%増加AD)の物理ダメージを与える。
定命の意志:盾を叩きつける際に1.5秒間移動速度が60%増加するようになる。
ブロックする方向とは別の方向に動く際には最大50%のスロウ効果を受ける。再発動すると即座に終了する。 ミニオンに対するダメージは50%減少する。
クールダウン:15/14/13/12 基本ダメージ:60/120/180/240
とんでもないことが書いてあるスキルです。盾を構えている間その方向からのダメージを完全に0にします。無効化するのはダメージのみなのでスネアやスタンといったCCそのものは無効化できません。
R 偉大なる星路 CD:90秒 MN:100
10%の物理貫通を獲得する。
宙に高く跳びあがり、空から槍を投げて30(彗星の槍のダメージ)をあたえ、2秒間50%のスロウ効果を付与する。 その後、指定地点に落下し、(300+100%AP)の魔法ダメージを与える。 このスキルを発動後は、「定命の意志」が即座に使用可能になる。 着地地点の範囲の端ではダメージが最大50%減少する。
クールダウン:90/80/70 基本ダメージ:300/500/700 物理防御貫通:10%/20%/30%
マップを駆け巡るスキルですが、しれっと割合貫通を持っている点が強いです。この貫通はパンテオンが自前で持っているものなので、ラストウィスパー派生の貫通アイテムを買うことができます。Rを発動した瞬間にパッシブスタックを満タンにするので飛ぶべきタイミングにすぐ飛んでも問題ないことは覚えておきましょう。
Qでスタック調整
アクションを起こす前に任意の数までスタックを増やすことができます。AAができない状況でもスタックを調整できるので少なくともスタック数を4以上にはするようにしましょう
AAQ
あまり使う機会がないと思いますがAAもモーションをキャンセルしつつQを繰り出すことができます。
パッシブW→Q
パンテオンの基本コンボです。これを柔らかい敵にくり返しているだけでダメージをキルを稼ぐことができます。パッシブWの3連撃はAA判定なので、ルインドキングブレードを積んでいるときは特にこのコンボを使います。
パッシブW→Q→E→パッシブQ
Qを2回発動するコンボです。WQの後にEでダメージを無効化しつつパッシブスタックを最大にします。Qを再発動できるようになったらパッシブQを使います。一連のコンボで敵のHPの大半を削っているので2回目のQはクリティカルになることが多いです。
パッシブEの最終弾をあてる→加速後W
パッシブEの最終弾を当てると加速することができるのでそれを利用して追いかけます。
(パッシブスタックを4に調整しておく)W→パッシブQ(→AA)
ローヘルスでうろつく敵にとどめを刺すコンボです。4スタック時にWを使うことが重要です。
R→パッシブW→Q
ロームをするときや長距離からガンクをするときのコンボです。やっていることはパッシブW→Qと変わりません。Rの発動から到着までに時間がかかるので、着地地点を調整することがこのコンボでは重要です。
キーストーン:電撃orファーストストライクor征服者
メインルーン:栄華or覇道 栄華の場合 上段:ブルータル 中段:最後の慈悲 下段:強靭or血脈 覇道の場合 上段:サドンインパクトorサイキックウェーブ 中段:好きなものを選ぶ 下段:目玉コレクター サブルーン:天啓や不滅など 天啓の場合:至高など 不滅の場合:ボーンアーマーや超成長など
ビルドパス
1コア目:セレイテッドダーク派生アイテム 2コア目:セレイテッドダーク派生アイテムor赤月の刃orルインドキングブレードなど 3コア目:セレイテッドダーク派生アイテムorラストウィスパー派生アイテムorブラッククリーバーor相性のいいアイテム
セレイテッドダーク派生アイテム:妖夢の霊剣、ドラクサーダスクブレード、ナイトエッジ、毒蛇の牙、コレクター
ラストウィスパー派生アイテム:モータルリマインダー、セリルダ怨恨
相性のいいアイテム:ガーディアンエンジェル、マルモティウスの胃袋、デスダンス、ケミパンクチェーンソードなど
スキルオーダーはQ→W→E、スキル上げQ→WorE→あげていない方です。Wをスタンとみるかスタン+ダメージとみるかでスキル上げを優先するかしないかを決めます。ここは好みです。
パンテオンはQでハラスするかW始動のショートトレードを行います。ロングトレードになると、QやWの2週目を当てないとダメージ負けしてしまいます。大前提としてパンテオンはバースト寄りのダメージ出力をしているので、トレード時間を短くして危険地帯に身を置く時間を少なくするようにしましょう。
パンテオンのレベル2・3は非常に強力です。このタイミングはレーン戦でもガンクでも積極的に仕掛けましょう。WQコンボをベースに一方的にダメージを与えて、キルできなさそうなら即撤退する立ち回りを意識しましょう。
基本的にはパンテオンが先手を取る形でトレード/ガンクを行います。「行けそう」と思ったタイミングで雑に仕掛けてもOKです。だめそうだと思ったらすぐにEを使いながら自陣に撤退するだけです。
ある程度パンテオンが育っているのならば、まずはキャッチを狙いましょう。敵のダメージキャリーをキルないし瀕死にすることができれば有利に集団戦を運ぶことができます。
パンテオンが集団戦で取るべきアクションは基本的に2つのうちのどちらかです。①相手の柔らかいチャンピオンをフォーカスする②味方のキャリーに寄り添い、ピール役になる(近づいてきた敵をスタンさせ、Eでダメージを肩代わりしてあげる)です。自分や味方の育ち具合や敵の構成によってとるべき行動が変わってきますので、数をこなしてより良い選択をできるようにしましょう。
単体バーストとEのダメージ無効は非常に強力ですが、複数人のダメージをすべていなせるほどではありません。単騎で突っ込んで浮いてしまわないように気を付けましょう。
強いところ
・スキル一つ一つが強力
通常スキルがそれぞれ強力で、さらにパッシブで強化されるので個別に使っても強いですし、スキルを組み合わせても強いです。特にWのスタンが対象指定の確定スタンであることやEのダメージ無効のありがたみは随所で実感すると思います。
・序盤の圧倒的パワー
脅威系アイテムを序盤に採用する上にルーンもバースト寄りなので序中盤の火力が高いです。防御系アイテムを採用しないメイジやマークスマンはパンテオンのWQコンボで瞬く間にHPを削られてしまうでしょう。当然HPが半分を下回っていたら、文字通りワンコン圏内なのでヘルス管理には気を付けましょう。
・グローバルアルティメットでスノーボールを加速できる
Rでマップのいたるところに飛べるため、他のチャンピオンと比べて自分の影響力を他のレーンに波及させやすいです。死に物狂いで対面を倒したと思っていたら駆けつけてきたパンテオンに回収されたといった経験が皆さんにもあると思います。
弱いところ
・序盤でこけると結構きつい
序盤に勝ちきりたいチャンピオンでもあるため序盤の段階で影響力を出せずにいるとずるずると何もできなくなっていきます。しかしながら何かしらやりようがあることがパンテオンの強みです。
・キャリーが2枚いると対処が大変
WQのコンボは強力ですが、スキルのクールダウンの都合上1人しか対処できません。一人を狙っている間にもう片方にタコ殴りにされてしまいます。そういった環境にならないよう早い段階から片方をへこませる必要があります。
・集団戦でのRが死にスキルになりがち
マップの広範囲に影響を出せるスキルは逆に集団戦のような直接的な戦闘では使いどころに困ります。実質4つあるスキルのうち1つが使えないようなものなのでスキルの手数という意味で戦いにくさや火力不足を感じてしまう瞬間があります。
・物理防御を確保する
パンテオンに限らず、脅威アイテムを積むチャンピオン相手には物理防御が手っ取り早くかつ簡単に対策できます。グラトナスブーツやマナブーツをプレートスチールキャップに変えるだけでもだいぶ楽になります。
・パンテオンがEを展開しているときは後ろに回り込む
単純ながら実は重要なことです。パンテオンの盾の受け性能はさらっととんでもないことが書いてありますが、盾の裏からの攻撃に対しては無防備です。特に2人でパンテオンを相手しているときは、ブリンクスキル持ちのプレイヤーが裏に回り込んで2方向から挟み撃ちにするようにしましょう。
・Wのスタンは頑張れば対処できる
パンテオンのWは小突いてスタンさせるというシンプルな効果をしています。また、パッシブで強化されても小突いてからAAを3連撃します。これが何を意味するかというと、タイミングよくフラッシュやブリンクスキルを使うと、移動した先でスタンすることができます(追撃のAA3回を食らわずに済む)。他にも難しいですが、リパルサーエンチャントでスタンのモーションそのものを引きはがすことができます。
有利なチャンピオン
・メイジ系全般
体が脆く、大体の攻撃がメイジキャラクター本体から発せられる(=パンテオンが正面から盾を構えられる)ため、一方的なトレードを展開できます。加えてブーツもマナブーツであることが多いため、0.5コア~1コアあたりで明確にキルラインが広がります。ただしシャッタードクイーンクラウンのスキル無効&ダメージ低減に注意。
・ヨネ(ヤスオ)
ヨネの防御スタッツは非常に低く、序盤のパンテオンのバーストに耐えられません。Q2時のオールインだけは気を付けましょう。ヤスオも同様の理由でカウンターできますが、ここ最近防御系アイテムを多く採用した握撃ファータービルドの流行で(この型はARを積む)パンテオン単体でのカウンターが難しくなってきました。もちろん味方と力を合わせれば何とかなるラインではあるので、ヤスオにプレートスチールキャップを履かれる前にゴールド、経験値有利を築きたいです。
・レンジ系(ケネンやティーモ、マークスマンなど)
メイジ系と同じ理由でパンテオンが有利なトレードをできます。ただし、序盤はダメージが足りないので、適当にインするとAA連打で反撃にあってしまいます。パンテオンの体自体はあまり強くないので、反撃を食らいすぎないような仕掛け方を意識しましょう。
不利なチャンピオン
・タンク系全般
高いHPと防御スタッツ、集団戦性能の差でパンテオンが取れる択が狭まっていきます。再序盤こそパンテオンがkテルチャンスがありますが、プレートスチールキャップを買われたら何もできなくなってしまいます。
・レネクトン
再序盤からレネクトンのファーストリコールまではパンテオン有利ですが、ファーストリコール後からはレネクトンが有利になります。タンクとは異なりレネクトンにはキルプレッシャーがあるのでかなり難しいマッチアップになります。
・モルデカイザー
パンテオンが先手を取っても持ち前のシールドで耐えることができ、フックで火力を出し切ったパンテオンを引き寄せます(強制ロングトレードにできる)。これもまたプレートスチールキャップを履かれるとパンテオンは詰みます。
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